@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072813, author = {森田峻平 and 近藤洋平 and 野中洋 and 高草木, 洋一 and 青木, 伊知男 and 山東信介 and 高草木 洋一 and 青木 伊知男}, month = {Jun}, note = {核磁気共鳴イメージング(MRI: Magnetic Resonance Imaging) は光学的手法に比べシグナルの生 体透過性が高く優れた深部組織解析手法であり、水分子のプロトンを検出対象とした撮像法が広 く用いられている。しかし、検出感度が低いため、生体に大量に存在する水以外の分子の分布を 直接画像化するのは困難である。  感度の問題を克服する撮像法の 1 つとして、化学交換飽和移動 (CEST: Chemical Exchange Saturation Transfer) 法が注目されている (図 1)。1) CEST では (a) 標的分子の交換性プロトンに飽和パルスを照射し、 (b) 飽和したプロトンがプロトン交換で水分子に移動し、 (c) 水のプロトンの磁化を減少させる。すると水のプロトンのシグナルの減少分として、 CEST シグナルが得られる。豊富に存在する水分子を検出対象とし、1 つの交換性プロトンが繰り 返し飽和したプロトンを供給するため、高感度な解析が可能となる。標的分子のプロトンシグナルを間接的に百-数千倍に増幅する手法である。  近年 CEST MRI を利用した酵素活性イメージングプローブが複数報告されており、CEST MRI の分子イメージングにおける有用性が示唆されている。2), 3) 今回、我々は腫瘍におけるバイオマーカーであるアミノペプチダーゼ N (APN: Aminopeptidase N) に注目した。APN はペプチド N 末端アラニンを選択的に切断する酵素であり、腫瘍における血管 新生との関連が示唆されている。そのため in vivo で APN 活性を検出する手法は癌診断への応用が 期待される。そこで本研究では、生体内での APN 活性のイメージングを目指し、APN 活性を検出する新規 CEST MRI 分子プローブを設計・合成した。, 第 13 回日本分子イメージング学会総会・学術集会}, title = {APN 活性イメージングを目指した CEST MRI 分子プローブの設計}, year = {2018} }