@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072799, author = {石田, 有香 and 小久保, 年章 and 中台, 妙子 and 白石, 美代子 and 舘野, 香里 and 飯名, 瑞希 and 石田 有香 and 小久保 年章 and 中台 妙子 and 白石 美代子 and 飯名 瑞希}, month = {May}, note = {臨床現場で患者に治療を行うのは、人の活動時間である日中である。放射線治療も例外ではない。しかし研究現場では、実験小動物への放射線照射実験は、照明や実験装置の管理、通常の実験者の活動時間等の理由から、実験者が実験を実施しやすい明期に行うことが殆どである。一方で、多くの放射線影響研究がおこなわれているマウス・ラットは本来夜行性であり、マウス・ラットの活動時間、つまり概日リズムには一致していない。また、放射線被ばく時の生体影響は麻酔下では小さくなることが分かっているが、麻酔下と同様に体温や呼吸数が変化する概日リズムが、放射線被ばくした生体にどのような影響を与えるかはまだ十分な研究がおこなわれていない。   そこで我々は、概日リズムが放射線照射された生体にどのような変化を及ぼすのか、特に発がんとの関係を調べるため、遺伝子改変マウスを用いて、明期と暗期にガンマ線の照射実験を実施した。マウスは、放射線に対して高感受性を示す毛細血管拡張性運動失調症モデルのAtm遺伝子欠損マウス(雌)を使用し、12週齢で9:00(明期)あるいは21:00(暗期)にガンマ線0.25Gyを全身照射した。800日齢の打ち切り実験とし、生存率、固形がんの発生部位と発生数、ギムザ染色による末梢血像を調査した。詳細は現在解析中であるが、Atm遺伝子欠損マウス、野生型マウスのいずれも、生存率においては明期照射群で非照射群より影響が大きく現れ、低い生存率となった。, 第65回 日本実験動物学会総会}, title = {遺伝子改変マウスを用いた概日リズムが放射線誘発がんに及ぼす影響に関する研究}, year = {2018} }