@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072728, author = {吉井賢資 and 野村, 拓司 and 池田直 and 野村 拓司}, month = {Mar}, note = {本研究では、その長周期秩序の微視的な起源を探るべく、RFe2O4の基底状態を平均場近似の範囲で解析した。第一原理バンド計算から最局在ワニエ関数を求めることで精密なタイトバインディング模型を作成し、それに鉄サイトの電子間クーロン斥力を考慮し、電荷および磁性について可能な秩序状態を調べた。強誘電性を伴う3倍周期の電荷秩序構造の他に、均一な電荷分布状態、2倍周期などの秩序解を調べた。その結果、確かに3倍周期構造が安定になる領域、強誘電的領域が見出される。ただし、実験から主張されるような3倍周期でかつ鉄層間で電荷が不均衡となる基底状態を見出すことはできなかった。すなわち、3倍周期電荷秩序を伴う強誘電性が発現するには、格子歪みなど他の要素が影響している可能性も示唆される。発表では、可能な磁気構造や感受率などについても報告する予定である。, 日本物理学会第73回年次大会}, title = {マルチフェロイック希土類-鉄酸化物RFe2O4(R:希土類)の平均場近似による基底状態解析}, year = {2018} }