@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072616, author = {三井, 隆也 and Mitsui, Takaya}, month = {Sep}, note = {放射光核共鳴現象を用いた研究は、大強度放射光で物質中の原子核を励起して、その後に散乱されるγ線の同位体選択性やneVレベルの超単色性といった通常のX線の散乱にない性質を利用して物質状態を探ることができる極めてユニークな手法である。得られる物性知見は、表1に示すように多岐に渡るため、新現象の探査や物質現象解明のための強力なツールとなっている。現在では、JASRI共用ビームラインBL09XU、QST専用ビームラインBL11XUを中心として、BL35XU、BL19LXU、BL10XUなど、SPring-8の複数のビームラインで研究の目的に合わせた研究が展開されている。本発表では、応用研究の中から最近の特筆すべき幾つかの成果を紹介する。更に、今後の核共鳴散乱研究の高度化に不可欠な計測技術開発として、多チャンネルピクセルリニアアレイSi-APDなどの先端高速検出器の開発や最近、活発になってきたSPring-8のトレインバンチ運転を利用した高効率の放射光メスバウアー吸収実験の現状についても報告する。, SPring-8 シンポジウム 2017}, title = {核共鳴散乱研究会 ― 核共鳴散乱を用いた研究成果と今後の展望 ―}, year = {2017} }