@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072537, author = {佐々木沙織 and 小俣誠二 and 村上輝夫 and Nagasawa, Naotsugu and Taguchi, Mitsumasa and 鈴木淳史 and 長澤 尚胤 and 田口 光正}, month = {Aug}, note = {ポリビニルアルコール(PVA)は生体適合性を有する毒性の少ない直鎖合成高分子で、架橋剤を用いることなく水素結合を架橋点にした物理架橋PVAゲルを作製することが可能である。反復凍結解凍して作製されるFT-PVAゲルの上にPVA水溶液を乾燥して作製するCD-PVAゲルを積層したPVAハイブリッドゲルは優れた摩擦特性を有するため、人工関節用軟骨代替材料としての応用が期待される。医療応用に向けたオートクレーブ滅菌では加熱によりPVAハイブリッドゲルの微結晶架橋領域を破壊する。一方、ガンマ線滅菌は微結晶の破壊を生じず、ゲルの形を保つことが可能である。 そこで、ハイブリッドゲルに所定線量(10,20,40 kGy)のガンマ線を照射し、往復動摩擦試験を行い、摩擦摩耗特性に及ぼす影響を詳細に調べた。  初期の摩擦係数は非照射ゲルが最も低く、ガンマ線照射量が上昇するに伴って摩擦係数も上昇する傾向が見られた。ガンマ線照射によってゲルに追加架橋が生じたことで表面強度が上昇し、接触部のせん断抵抗が増大したことによると考えられる。, IUMRS-ICAM2017(The 15th International Conference of Advanced Materials)}, title = {Effect of Gamma Ray Irradiation on Friction Property of PVA Hybrid Gel}, year = {2017} }