@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072464, author = {舟山, 知夫 and 鈴木, 芳代 and 横田, 裕一郎 and 舟山 知夫 and 鈴木 芳代 and 横田 裕一郎}, month = {Sep}, note = {宇宙放射線環境における宇宙飛行士の被ばくに代表される、高LET重イオンの低フルエンス被ばくの生体影響を評価するためには、1ヒットの重イオンが細胞に及ぼす影響を正確に評価することが重要となる。しかし、従来の拡大照射法を用いた照射では、細胞試料に細胞数と同数のイオンを照射した場合でも、重イオンが特徴的に持つ、飛跡に沿った集中的なエネルギー付与であるイオントラック構造が原因となり、細胞へのエネルギー付与の空間分布がランダムとなるため、正確な1イオンヒットの影響を解析することができない。この問題を解決するためには、細胞一つ一つを正確に狙って重イオンを照射することが求められる。量研高崎では、細胞サイズ以下に微細化した重イオンのビームスポットを用いて、顕微鏡下で特定の細胞を照準し、イオン数を正確に制御して照射する、重イオンマイクロビーム照射技術を開発してきた。この重イオンマイクロビーム照射技術を用いることで、細胞試料に含まれる全ての細胞に均一に重イオンを照射し、その照射効果を正確に解析することが可能となる。量研高崎・イオン照射研究施設においては、コリメーション式及び集束式のマイクロビーム形成方式の異なる2台の重イオンマイクロビーム照射装置がサイクロトロンのビームラインに設置されている。本講演では、これらの装置それぞれの概要と特長、及び、当該装置を用いた細胞から個体に至る幅広い範囲の生体試料への局部照射を用いた重イオン照射影響解析研究の成果を概説する。, 日本宇宙生物科学会第31回大会}, title = {量研高崎の重イオンマイクロビームを用いた生物照射効果解析技術}, year = {2017} }