@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072440, author = {立花, 泰彦 and 發田, 英華 and 岸本, 理和 and 尾松, 徳彦 and 牧島, 弘和 and 粕谷, 吾朗 and 生駒, 洋子 and 辻, 比呂志 and 小畠, 隆行 and 東, 達也 and 立花 泰彦 and 發田 英華 and 岸本 理和 and 尾松 徳彦 and 牧島 弘和 and 粕谷 吾朗 and 生駒 洋子 and 辻 比呂志 and 小畠 隆行 and 東 達也}, month = {Sep}, note = {【背景と目的】 眼球脈絡悪性黒色腫(MM)の造影CTでは検査中の眼球ポジションを固定しにくいため、小さな腫瘍では造影前後のサブトラクション画像より造影増強効果を評価することは難しい。Dual Energy CT(DCT)を用いて造影後画像から造影剤濃度を計算する方法はこの問題に有用だが、一般的な計算法は組織を水と脂肪の混合物と見なしており、メラニン等を含む腫瘍においても妥当かどうかは不明である。本研究ではMMの造影増強効果を計算する方法の最適化を行い、その意義を一般的な方法と比較する。 【方法】 対象はMM患者27例(腫瘍短径5mm以上)。ヨード造影剤(370mg/ml)による造影前後にDCT(80keV、140keV)を撮像した。また、造影剤を精製水により100~350倍に希釈し、同様に撮像した。各例で腫瘍内にROIを設定し、腫瘍の造影剤濃度を造影前後の140keV画像と、希釈造影剤より実測した造影剤濃度とCT値の比例係数より計算した(推定真値)。次に造影後80keV、140keV画像より推定造影剤濃度を一般法(装置に付属のソフトウェアを使用)、および提案法により求めた (提案法概要: 縦軸と横軸を80keV、140keVでのCT値とした平面に造影前MMの値をプロットしたときの分布を一次近似。造影後MMのCT値はこの直線より造影増強効果により逸脱しているという仮定で濃度を推定)。一般法と提案法による推定造影剤濃度の正確さを、推定真値との差の絶対値を指標として統計学的に比較した(Wilcoxon-signed rank test、P<.05を有意)。 【結果】 RSEの中間値は提案法(0.25mg/ml)の方が一般法(0.60mg/ml)よりも小さく、その差は有意であった(P=0.013)。 【結語】 MMの造影剤濃度をDCT造影後画像より推定する時、提案法は一般法よりも優れる。, 第53回日本医学放射線学会秋季臨床大会}, title = {脈絡膜悪性黒色腫の造影増強効果をDual Energy CTにより計算する手法の最適化}, year = {2017} }