@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072371, author = {乳井, 美奈子 and 上野, 恵美 and 関根, 絵美子 and 小川, 幸大 and 上林, 將人 and 東, 梨佳子 and 下川, 卓志 and 中西, 郁夫 and 松本, 謙一郎 and 乳井 美奈子 and 上野 恵美 and 関根 絵美子 and 小川 幸大 and 上林 將人 and 東 梨佳子 and 下川 卓志 and 中西 郁夫 and 松本 謙一郎}, month = {Jun}, note = {還元型グルタチオン(GSH)は温度依存的に水中の溶存酸素を還元し、スーパーオキサイド(•O2-)を生成する。44℃でのGSHによる•O2-生成は、ラット胸腺細胞にアポトーシスを誘導することが可能であった。本研究では、汎用されているその他の代表的なチオール(SH)化合物について、その反応性を調べ、酸素の還元による•O2-生成能の有無を評価した。 ヒポキサンチン―キサンチンオキシダーゼ(HX-XO)反応系での•O2-生成、水溶液へのX線照射に起因するヒドロキシルラジカル生成、あるいは3価鉄化合物(K3[Fe(CN)6])による酸化雰囲気下に0.1 mMのTEMPOLと1 mMのSH化合物とを共存させた時、また0.1 mMのTEMPOLと1 mMのSH化合物を含む水溶液を44℃で加温した時のTEMPOLのEPR信号強度の変化を観察した。 SH化合物は、いずれの酸化雰囲気下においてもTEMPOLと反応してその常磁性を失わせた。また3価鉄存在下では、NAD(P)H共存下に見られたようなEPRシグナルの回復は生じなかった。すなわちSH化合物は、TEMPOLの酸化によって生じたオキソアンモニウムカチオンと不可逆的に反応すると考えられた。しかし44℃での加温条件下では、GSHのみがTEMPOLの常磁性を消失させた。すなわち酸素からの•O2-生成はGSHのみが可能と考えられた。, 第70回日本酸化ストレス学会学術集会}, title = {チオール化合物のスーパーオキサイド生成能の評価}, year = {2017} }