@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072370, author = {上野, 恵美 and 関根, 絵美子 and 下川, 卓志 and 中西, 郁夫 and 松本, 謙一郎 and 上野 恵美 and 関根 絵美子 and 下川 卓志 and 中西 郁夫 and 松本 謙一郎}, month = {Jun}, note = {セレン(Se)の欠乏はグルタチオンペルオキシダー ゼ(GSH-Px)活性を低下させ、生体はH2O2を介し た酸化ストレスに曝される。妊娠後期の親ラットから Se 欠乏飼料の摂取を開始して、仔ラットを比較的早 期から Se 欠乏状態とするモデルが報告されているが、 マウスの場合、同じ方法では仔が発育せず、若い週齢 の Se 欠乏マウスの作製が難しい。離乳時(4 週齢) から Se 欠乏飼料で飼育を開始した実験では、GSH-Px が失活するのに 6 週間程度を要した。8 週齢以下で GSH-Px が失活するマウスモデルを得るため、更に作 製条件の検討を行った。  妊娠後期の C3H/HeSlc 系マウス(日本 SLC( 株 )) を購入し、MB-1 飼料((株)フナバシファーム)で飼 育を開始した。出産直後(仔 0 週齢)あるいは出産 2 週間後(仔 2 週齢)から Se 欠乏飼料(オリエンタル 酵母工業 ( 株 ))と超純水による飼育に切り替えた。8 週齢に至った仔マウスの肝 GSH-Px 活性を測定した。  出産直後に Se 欠乏飼料に切り替えた群は、仔は離 乳期より前に死に至った。一方、出産 2 週間後から Se 欠乏飼料を摂取させた場合は、仔は離乳(4 週齢) まで発育を続け、引き続き仔に Se 欠乏飼料と超純水 を摂取させ、8 週齢の仔マウスを得るに至った。マウ スの発育に Se は重要な役割を持つと思われるが、Se 欠乏飼料を与える時期により、比較的早期(8 週齢) の Se 欠乏モデルが得られた。, 第 70 回日本酸化ストレス学会学術集会}, title = {セレン欠乏マウスモデルの作製}, year = {2017} }