@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072365, author = {北村, 聡一郎 and 島田, 斉 and 篠遠, 仁 and 平野, 成樹 and 丹羽文俊 and 遠藤浩信 and 久保田, 学 and 高畑, 圭輔 and 森口, 翔 and 高堂, 裕平 and 木村, 泰之 and 張, 明栄 and 桑原聡 and 須原, 哲也 and 樋口, 真人 and 北村 聡一郎 and 島田 斉 and 篠遠 仁 and 平野 成樹 and 久保田 学 and 高畑 圭輔 and 森口 翔 and 高堂 裕平 and 木村 泰之 and 張 明栄 and 須原 哲也 and 樋口 真人}, month = {Jun}, note = {【目的】陽電子断層撮影(PET)により,Alzheimer 病(AD) のアパシー症状と関連するタウタンパク蓄積部位を同定し, アパシー・前頭葉回路異常・タウ蓄積の相互関係を明らか にする. 【方法】AD スペクトラム患者17 名に対し,タウ病変プ ローブ11C-PBB3 によるPET を行い,大脳皮質の各領域 内のリガンド集積を,小脳に対するSUVR 値として算出 した.アパシーに関連するヤコブレフ回路障害が前頭葉機 能異常に関わるものとして,眼窩前頭皮質(OFC)の皮 質厚と鈎状束(UNC)の拡散パラメータFA 値を,それぞ れMRI 構造画像および拡散強調画像から算出した.アパ シーはやる気スコア(カットオフ15/16 点)で評価し,ア パシー有無群による各定量値の比較と,やる気スコアとの 相関解析を行い,定量値間の関連性をパス解析で検討した. 【倫理的配慮】本研究は放射線医学総合研究所医学系研究 倫理審査委員会の承認を受け,対象者およびその保護者よ り文書による同意を得て行われた. 【結果】アパシー陰性群と比較し,陽性群の前頭葉で 11C-PBB3 集積の有意な増加を認めた.やる気スコアは前 頭葉の11C-PBB3 集積と有意な正の相関を認め,OFC の皮 質厚およびUNC のFA 値と有意な負の相関を認めた.パ ス解析で前頭葉の11C-PBB3 集積は,直接的およびOFC・ UNC の異常を介して間接的にやる気スコアと関連するこ とが示された. 【考察】AD において,前頭葉のタウ蓄積が直接的および OFC・UNC の変性を介し間接的にアパシー発現に寄与し うると考えられた., 第32会日本老年精神医学会}, title = {Alzheimer病のアパシー症状とタウ病変の関連性}, year = {2017} }