@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072305, author = {池谷, 建了 and 河井, 貴彦 and 黒田, 真一 and 長澤, 尚胤 and 長澤 尚胤}, month = {Sep}, note = {代表的な環境適合性高分子であるポリL乳酸(PLLA)は生体適合性を有することからすでに医療分野での応用が試みられているが、工業利用する際には結晶化速度の遅さや耐熱性の低さなどが問題となっている。非晶 PLLAのガラス転移温度近傍という分子鎖の運動性が制限された条件で延伸することで、ナノサイズの空隙構造が形成することを見出している。架橋による分子鎖束縛効果を利用することで延伸過程での多孔形成を制御することが可能になれば、新規生体適合性多孔質体の開発も期待される。本研究ではまず電子線による架橋化がPLLAの構造形成に及ぼす影響を明らかにすることを目的とし、放射光X線小角/広角散乱同時測定により昇温過程における構造変化を広い空間スケールで明らかにすることを試みた。架橋剤濃度や線量の変化による架橋密度の増加とともに結晶化速度、結晶形、結晶化度、融解挙動が大きく変化し、ネットワーク構造導入によるPLLA分子鎖の束縛効果が大きいことを見出した。, 第59回放射線化学討論会}, title = {量子ビームを利用した架橋化ポリ乳酸の構造形成に関する研究}, year = {2016} }