@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072248, author = {平田, 翔也 and 鳴海一成 and 北村, 智 and 佐藤, 勝也 and 大野, 豊 and 平田 翔也 and 北村 智 and 佐藤 勝也 and 大野 豊}, month = {Jan}, note = {イオンビームを利用した突然変異育種は、変異効率が高く変異スペクトルが広いことから新しい変異原として注目が集まっている。従来、突然変異はゲノム上にランダムに起こり、ランダムに起こった変異の中から有用な変異をスクリーニングするのが突然変異育種の基本原理であると考えられていた。しかし、近年の研究では、突然変異のゲノム上の分布、頻度、変異スペクトルは様々な因子によって影響を受け、必ずしも全くランダムに起こるのではないことが示唆されている。イオンビーム誘発突然変異の特徴を解析し、どのような条件でどのような変異が誘発されるのかを体系的に理解することで、特定の変異を効率よく引き起こす因子が明らかになれば、より効率のよいイオンビーム育種が可能となる。突然変異の特徴をDNAレベルで明らかにするためには、イオンビーム照射で誘発された遺伝子変異を簡便に検出し、多数の変異DNAを解析することが必要である。そこで、本研究では、植物色素であるアントシアニン合成系に着目して、栄養繁殖する植物や培養系を経る植物にとって重要な、照射当代(M1)での変異の特徴や変異の方向性を調べるための実験系の開発を行った。具体的には、遺伝子発現パターンの異なる二つの色素遺伝子を共にヘテロ接合体で持つシロイヌナズナを作出した。この植物を変異原処理し、種皮の色素が変化した変異体を探索することにより、照射時の遺伝子発現状態が照射当代の突然変異に与える影響について調査できる実験系を開発した。, 第1回QST高崎研シンポジウム}, title = {植物色素合成遺伝子に着目した突然変異の方向性解析}, year = {2017} }