@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072243, author = {服部, 佑哉 and 横谷, 明徳 and 渡辺, 立子 and 横谷 明徳 and 横谷 立子}, month = {Oct}, note = {細胞間シグナル伝達により、照射細胞から非照射細胞へと放射線の影響は伝達する(バイスタンダー効果)。低線量の放射線による生物影響の評価やリスクを考える上で、細胞間シグナルがどれくらい細胞外へ放出されるのか、細胞間シグナルによって細胞がどの程度損傷するのかを調べることは重要である。しかしながら、実際には、バイスタンダー効果に関する全ての細胞間シグナル(バイスタンダーシグナル)の特性を計測することは困難である。そこで、本研究では、これまでに構築したバイスタンダー効果の数理モデルを応用し、バイスタンダーシグナルの特性を調べることを目的とする。構築したモデルでは、様々なバイスタンダーシグナルを1つの仮想的なシグナル、細胞の損傷量をDNA二本鎖切断数として表現した。さらに、DNA二本鎖切断の修復限界としてしきい値を設定し、DNA二本鎖切断数がしきい値を超えると細胞死とした。これらの表現方法により、細胞の生存率等の実験データとモデルの計算値を比較することで、バイスタンダーシグナル全体の特性を推定出来る。まず、培養液内のバイスタンダーシグナル量と誘発される細胞の損傷量は単純な比例関係であるとして解析した結果、従来研究で示されている細胞の生存率の低下を説明できないことが分かった。そこで、シグナル量に対して損傷量が非線形に増加すると仮定して、解析を進めている。発表では、シグナル量に対する損傷量の線形・非線形特性が生存率へ与える影響を報告する。, 日本放射線影響学会第59回大会}, title = {バイスタンダー効果によるDNA二本鎖切断生成数の数理解析}, year = {2016} }