@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072094, author = {木村, 敦 and 島田, 明彦 and 長澤, 尚胤 and 田口, 光正 and 木村 敦 and 島田 明彦 and 長澤 尚胤 and 田口 光正}, month = {Dec}, note = {天然多糖類は放射線照射により主鎖切断・分解反応が起こるため、放射線を用いたゲル材料を作製することは困難であった。我々はイオン液体の分子設計や放射線の照射条件を制御することで、天然多糖類であるセルロースおよびキチンのゲルを作製することに成功した。本研究では、作製したセルロースゲルのXPS分析を行うことで、架橋反応を促進する因子を明らかにする。さらに、セルロース/キトサンの複合材料を作製し、天然多糖類ゲルの収率や特性の向上を目指した。XPSによるセルロースゲルの元素分析を行った結果、セルロースにはない窒素の含有が確認されたことから、イオン液体がセルロースの放射線架橋反応に関与していることが示唆された。また、セルロースおよびキトサンを単独でイオン液体に溶解しγ線照射した場合には、収率(ゲル分率)は15%以下であった。一方で、各多糖類を10 wt%で混合し、含水率18 wt%の条件でγ線照射することで、放射線架橋複合ゲルを80%以上の高収率で得ることに成功した。, 平成28年度日本化学会群馬地区研究交流発表会}, title = {イオン液体と量子ビームを組み合わせた天然多糖類複合ゲルの創製}, year = {2016} }