@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072069, author = {栗原, 和男 and 友寄, 克亮 and 玉田, 太郎 and 栗原 和男 and 友寄 克亮 and 玉田 太郎}, month = {Nov}, note = {膜タンパク質やタンパク質複合体などの高分子量タンパク質の大型単位胞結晶(目標格子長250 Å)をも測定可能にする中性子回折装置をJ-PARCに建設することを我々は提案している(J-PARC中性子実験装置部会・2次審査合格済)。  この測定実現には、空間方向に加え時間方向での反射スポットの分離が鍵となる。そこで、カメラ半径を長くし(L2 = 800mm)、線源には中性子パルス時間幅が短い減速材(非結合型)を選択する。L1 = 33.5m、ビーム角度分散0.4°、結晶サイズ2mm角という条件の下、本装置は中・高角側の散乱角2θSにおいて1%の装置分解能を与え、且つ各格子長220Åを持つ結晶からの2.0 Å分解能の回折スポットを分離可能であると評価されている。高効率測定のため、大面積検出器(空間分解能≦2.5mm、有感面積>300mm×300mm)が開発中であり、これを40台以上設置することによって33%以上の立体角をカバーする予定である。ガイド管設計では垂直方向は楕円形状、水平方向は曲管形状を組み合わせ、試料位置での最大角度分散は0.8°(垂直)、0.6°(水平)を得る。McStasによる軌跡シミュレーションからは、試料位置での強度は5×107/cm2/s(波長1.5Å-5.6Å(第1フレーム))と見積られている。, 平成28年度日本結晶学会年会}, title = {生体高分子専用高分解能単結晶中性子回折装置の設計}, year = {2016} }