@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072068, author = {松尾, 龍人 and 富永, 大輝(CROSS東海) and 河野, 史明 and 柴田, 薫(J-PARCセンター) and 藤原, 悟 and 松尾 龍人 and 河野 史明 and 藤原 悟}, month = {Dec}, note = {心筋収縮は,トロポニン(Tn)蛋白質のCa結合・解離によって調節されている.本研究では,遺伝性肥大型心筋症の原因となる変異がトロポニン分子のピコ秒ダイナミクスに与える影響を明らかにするため,野生型及び変異型トロポニン溶液の中性子準弾性散乱実験をCa有無の両条件においてJ-PARCのBL02 DNAにて行った.スペクトル解析により,野生型と変異型では,-Ca状態における原子の滞留時間,及び運動振幅の分布が異なることが分かった.また,Ca結合により,野生型では滞留時間と運動振幅の減少が観測される一方,変異型では運動振幅のみが増大していた.これらの結果は,変異によってTnダイナミクスのCaに対する応答性が変化し,変異型ではCa結合によってより大きな空間を揺らぐようになることを示唆している., 第16回日本中性子科学会年会}, title = {心筋症原因変異によるトロポニン蛋白質のピコ秒ダイナミクス変化}, year = {2016} }