@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072067, author = {松尾, 龍人 and 富永, 大輝(CROSS東海) and 柴田, 薫(J-PARCセンター) and 藤原, 悟 and 松尾 龍人 and 藤原 悟}, month = {Nov}, note = {トロポニン(Tn)はCa結合・解離を通して心筋収縮を調節する蛋白質である.本研究では,遺伝性肥大型心筋症の原因変異を持つ心筋トロポニン蛋白質のピコ秒領域分子ダイナミクスを明らかにするため,野生型及び変異型トロポニン溶液の中性子準弾性散乱実験をCa有無の両条件においてJ-PARCのBL02 DNAにて行った.解析の結果,野生型と変異型では,-Ca状態における原子の滞留時間,及び運動振幅の分布が異なることが分かった.また,Ca結合により,野生型では滞留時間と運動振幅の減少が観測されるのに対し,変異型では運動振幅のみが増大していた.これらの結果は,変異によってTnダイナミクスのCaに対する応答性が変化し,変異型ではCa結合によってより大きな空間を揺らぐようになることを示唆している., 第54回日本生物物理学会年会}, title = {Effects of a cardiomyopathy-causing mutation on the internal dynamics of troponin revealed by quasielastic neutron scattering}, year = {2016} }