@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072065, author = {友寄, 克亮 and 栗原, 和男 and 平野, 優 and 玉田, 太郎 and 友寄 克亮 and 栗原 和男 and 平野 優 and 玉田 太郎}, month = {Nov}, note = {我々はJ-PARC/MLF に生体高分子専用高分解能単結晶中性子回折装置の建設を計画しており、建設に必要な線源の選定、ビーム輸送のための中性子ガイドおよび分光器の設計を進めてきた。本装置は、膜蛋白質や巨大複合体蛋白質、も対象にしているため、弱い回折点を精度よく記録するのに加え、多くの回折点を効率的に収集可能な回折計も必要である。 これまでにS/Nを改善するためのデータ処理の手法を考案し、実用化の目途を付けているが、同時にハードウェア上のバックグラウンドの改善も必要である。実験に使用するエネルギーが低い中性子(熱中性子)は透過性が高いため、分光器室内の隙間空間に数多く分布する。よって、分光器室内では、散乱された熱中性子や、捕獲γ線によるバックグラウンドが問題となる。この軽減のため、検出器支持体内部を真空状態とする予定である。 多くの回折点を効率的に記録できるような球状支持台構造にすることで、散乱の立体角を確保することが可能となる。本回折計では、ビーム進行方向に対して垂直に左右に二つの半球支持台が稼働し、試料へのアクセスが可能となる構造を考えている。, 平成28年度日本結晶学会年会}, title = {生体高分子専用高分解能単結晶中性子回折装置の設計}, year = {2016} }