@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072060, author = {大野, 豊 and 長谷, 純宏 and 大野 豊 and 長谷 純宏}, month = {Nov}, note = {我が国独自の技術である「イオンビーム育種技術」によって誘発される変異の特徴を明らかにし、変異の指向性を付与するような変異原処理技術の開発に寄与すること、また、SIP「次世代農林水産業創造技術」の課題のひとつであるゲノム編集の標的となるような有用遺伝子を同定することを目的とし、全ゲノム配列が公開されているイネ(日本晴)を材料として、イオンビーム照射により獲得した変異体のエキソーム解析(全遺伝子の塩基配列の解析)を行う。  炭素イオン(表面LET=76 keV/μm)を40 Gy照射したイネ種子を計2,100粒播種し、個体毎にM2種子を採種。温室内で各系統あたり4~10粒のM2種子を播種し、葉緑素変異体ならびに形態異常変異体等を選抜した。これまでに、2,039系統を調査し、形態異常などに関する変異体を一次選抜した。葉緑素変異体の出現率は、6.6%であり、イオンビーム照射による変異誘発が有効であることを確認した。またM2系統の一部については、放射線育種場の圃場でも育成し、早生等の変異体候補を一次選抜した。 選抜した変異体候補については、M3種子を収穫し、変異の安定性を確認したのち、エキソーム解析を実施する予定である。, 第16回放射線プロセスシンポジウム}, title = {戦略的イノベーション創造プログラム(次世代農林水産業創造技術)におけるイオンビーム育種技術の高度化研究}, year = {2016} }