@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072055, author = {坂本, 慶充 and 下川, 卓志 and 馬, 立秋 and 東, 梨佳子 and 藤崎, 真吾 and 坂本 慶充 and 下川 卓志 and 馬 立秋 and 東 梨佳子}, month = {Oct}, note = {粒子線は特徴的なブラックピークを持ち、空間的線量分布が良いという物理学的特性を持つ。さらに生物学的にも、複雑なDNA損傷を起こすことにより効果的に細胞死を誘導することが知られている。このような特徴を利用した炭素イオン線療法は、深部に位置する腫瘍に対しても効果的であり、これまでに良い治療成績が報告されている。一方で、がん治療共通の問題である遠隔転移は、炭素イオン線治療においても大きな課題である。  我々の研究室では、炭素イオン線照射と他の治療法、特に樹状細胞療法との併用を行うことで、転移制御ができることを示してきた。また、その効果に遺伝的要員が影響することも明らかにしてきた。一方で、治療効果に明確な個体差が認められており、その原因解明は個々の患者における治療効果判定マーカーの同定への寄与が期待される。我々は、治療に伴うマウス個体の変化、特にがん細胞移殖や放射線による影響がすでに知られている白血球などの血液検体中の変動に着目した。本実験では炭素イオン線-樹状細胞併用療法の効果が認められているLM8マウス骨肉腫細胞をC3H/Heマウス下肢に移植した肺転移モデルを用いた。腫瘍局所への炭素イオン線(290MeV, 6cm SOBP)照射と免疫療法との併用を行い、肺への転移数、腫瘍体積との相関について解析を行ったので報告する。, 日本放射線影響学会第59回大会}, title = {炭素イオン線-免疫併用療法における個体間での治療効果差の解析}, year = {2016} }