@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072050, author = {田中, 薫 and 王, 冰 and 勝部, 孝則 and 二宮, 康晴 and 平川, 博一 and 劉, 翠華 and 丸山, 耕一 and Guillaume, Vares and 中島, 徹夫 and 永松, 愛子 and 藤森, 亮 and 根井, 充 and 田中 薫 and 王 冰 and 勝部 孝則 and 二宮 康晴 and 平川 博一 and 劉 翠華 and 丸山 耕一 and Guillaume Vares and 中島 徹夫 and 永松 愛子 and 藤森 亮 and 根井 充}, month = {Oct}, note = {【目的】銀河系からの宇宙線や太陽フレアは、鉄イオンのような原子番号の大きい高エネルギーの粒子(HZE) を含んでいる。高LET のHZE によって誘発された細胞毒性や遺伝毒性に対する生物学的効果比(RBE) がいくつになるかは、長期宇宙滞在によって、宇宙飛行士の感染症や死亡率そして発ガンに対するリスク増加を推定するために、特に関心が持たれるところである。そこで、高LET HZE による遺伝毒性を調べるため、地上での実験を放医研のHIMAC を使い、鉄イオン線をマウスに全身照射することで行なった。 【材料と方法】使用したマウスは、8 週齢のC57BL/6J 雌、重粒子線は鉄イオン線(500MeV/u, mono-beam, LET 約200KeV/μm) で、0.1から3.0Gy の全身照射を行なった。1.0Gy 未満と1.0Gy 以上の線量率はそれぞれ、約0.1Gy/min と約3.3Gy/min であった。また、X 線(200kVp, 20mA, 0.5mmCu+0.5mmAl フィルター) については、1.0Gy未満の線量率は約0.1Gy/min、1.0Gy 以上の線量率は約0.8Gy/min で全身照射を行なった。造血系に対する急性遺伝毒性と晩発障害の誘導に対する鉄イオン線とX 線とのRBE は、生物学的エンドポイントとして、骨髄中の赤血球の小核頻度用いて、照射1 ヶ月と2 ヶ月後に調べた。さ らに、健康状態を見るため、体重と末梢血の血球数についても調べた。 【結果と結論】研究は現在進行中であり、予備的な結果ではあるが、造血組織に対する遺伝毒性誘導への鉄イオン線照射の相対的な効果について紹介する予定である。, 日本放射線影響学会第59回大会}, title = {マウス造血組織の遺伝毒性誘導に対する重粒子線(鉄イオン線) 照射の相対的効果}, year = {2016} }