@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072025, author = {古場, 裕介 and 藤原, 健 and 三津谷, 有貴 and 松藤, 成弘 and 高橋, 浩之 and 古場 裕介 and 松藤 成弘}, month = {Sep}, note = {【目的】粒子線治療など高精度放射線治療におけるQA/QCのための線量分布測定は高精度・高空間分解能な測定が要求されている。本研究グループではガス検出器の一つであるGlass GEMとシンチレーションガスを用いて高空間分解能の2次元線量分布測定のための検出器開発を行ってきた。これまでの測定結果から本検出器はLET依存性が小さいことが分かっており、粒子線治療の線量分布測定への応用が期待されている。今回、模擬的に重粒子線治療のQA計画を作成し、本検出器を用いた2次元分布測定を行った。【方法】本検出器はシンチレーションガス中の電離量分布をガラス製のGEM(Gas Electron Multiplier)にて電子増幅し、その際発生した光量分布をAnode部のITO(Tin-doped Indium Oxide)透明電極の裏側から冷却CCDカメラを用いて撮影するというものである。照射実験は放医研のHIMACにて290 MeV/uの炭素線を用いて行った。ボーラス・コリメータを用いて幾何的な線量分布を形成し、治療計画装置の線量分布と本検出器で取得した光量分布の比較を行った。【結果】本検出器で得られた光量分布は治療計画の線量分布と比較的対応していたが光量分布にムラが発生し精度の低下が見られた。また高線量部に放電が発生するなど安定性について検討を行う必要あることが分かった。【考察】光量ムラの原因解明とGEMゲインの調整などの最適化が必要であると考えられる。【結論】本検出器を用いることで炭素線の線量分布に対応する光量分布が得られたが、QA等に利用するためには精度と安定性の向上が必要である。, 第112回日本医学物理学会学術大会}, title = {シンチレーティングGlass GEMを用いた炭素線の線量分布測定に関する研究(2)}, year = {2016} }