@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072012, author = {清水, 裕子 and 根井, 充 and 清水 裕子 and 根井 充}, month = {Sep}, note = {【背景】放射線医学総合研究所では、1959年より学生、技術者、研究者、医療従事者などを対象とした人材育成への貢献をミッションの一つとし、放射線の基礎から応用まで様々な研修を行ってきた。特に東電福島第一原発事故後には放射線に対する社会の意識が大きく変わったことから、研修の対象、数、内容等に変革が必要となった。 【目的】東電福島第一原発事故以降の研修はどのように変化したかを分析することにより、社会のニーズ、今後の人材育成の方向性を探る。 【方法】研修対象者、研修の数、受講生数の事故前後における変化を経時的に分析した。 【結果とまとめ】研修対象者として、事故後では初動対応者(警察、消防、自衛隊等)、自治体関係者、学生の増加が顕著である。また、それに伴い研修の数、受講生数も増加した。このことから、事故前では放射線を日常的に取扱う技術者養成が中心であったのが、事故・災害時の緊急対応者および自治体の住民対応職員等まで放射線研修の意識が拡大したことが推察された。また、学校教育を通した放射線知識の裾野拡大へと学校関係者の意識も大きく変化したことが示唆された。今後は、日常的に放射線を取り扱う技術者養成、緊急時の事故対応者育成を続けるとともに、社会への放射線理解に向けた裾野拡大に重点を置き、学生教育に力を入れていく予定である。, 第4回 日本放射線事故・災害医学会}, title = {東電福島第一原発事故後における研修}, year = {2016} }