@misc{oai:repo.qst.go.jp:00072008, author = {中西, 郁夫 and 下川, 卓志 and 山下, 真一 and 上林, 將人 and 小川, 幸大 and 上野, 恵美 and 関根, 絵美子 and 小澤, 俊彦 and 松本, 謙一郎 and 中西 郁夫 and 下川 卓志 and 山下 真一 and 上林 將人 and 小川 幸大 and 上野 恵美 and 関根 絵美子 and 小澤 俊彦 and 松本 謙一郎}, month = {Aug}, note = {2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジル(DPPH)ラジカルは、抗酸化物質による還元や活性酸素種による酸化を受け、その溶液の紫色が消失することが知られている。しかし、DPPHラジカルは水にまったく溶けないため水溶液中で用いるためにはメタノールなどの共溶媒が必要である。我々は最近、β-シクロデキストリン(β-CD)によりDPPHラジカルを水溶化することに成功し、高濃度(0.1 M)の緩衝液中における水溶性抗酸化物質の活性評価を可能にした(Chem Commun 2015; 51: 8311)。本研究では、β-CDで水溶化したDPPHラジカル (DPPHラジカル/β-CD)に種々の放射線を照射し、発生する活性酸素種との反応について検討した。  DPPHラジカル/β-CD水溶液にX線(1〜20 Gy, 200 kV, 20 mA, 0.5mm Cu + 0.5mm Al, 1.72 Gy/min)を照射すると、DPPHラジカルに由来する527 nmの吸収が線量依存的に減少した。527 nmの吸光度を線量に対してプロットすると良好な直線関係が得られた。炭素イオン線(1〜20 Gy, 290 MeV/nucleon, 13.3 keV/µm)を照射した場合にも同様の結果が得られた。パルスラジオリシス法(49.4 Gy)により反応を追跡した結果、放射線で発生したOHラジカルは、まずβ-CDと反応し、その結果生成したβ-CD由来のラジカル種とDPPHラジカルが反応していることが分かった。, 第69回日本酸化ストレス学会学術集会}, title = {β-シクロデキストリンで水溶化した2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジルラジカル(DPPH・)への放射線照射}, year = {2016} }