@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071978, author = {中尾, 政夫 and 北條, 悟 and 片桐, 健 and 杉浦, 彰則 and 野田, 章 and 宮原, 信幸 and 涌井, 崇志 and 野田, 耕司 and 後藤, 彰(理研) and 中尾 政夫 and 北條 悟 and 片桐 健 and 杉浦 彰則 and 野田 章 and 宮原 信幸 and 涌井 崇志 and 野田 耕司}, month = {Aug}, note = {放医研のAVFサイクロトロンNIRS-930 (Thomson-CSF, Kb=110 MeV, Kf=90 MeV)において、今後のRI生産などの目的に必要となるビームの大強度化、高品質化に向けて、最適な運転パラメータを調査するためにSNOPプログラム*を用いてビームのシミュレーションを行っている。SNOPは3次元電場・磁場データとしてOPERA-3d**によって計算された値を利用している。また、PIC法を用いて空間電荷効果を考慮に入れた多数の粒子のシミュレーションを行うことも可能である。 AVFサイクロトロンにおいて、鉛直方向のチューンνz=0.5の共鳴条件近傍で粒子の鉛直方向の振動が増大してビームロスが起きる可能性がある。シミュレーションによって、ビームバンチ中の加速位相がずれている粒子は、加速位相の合っている粒子に比べて共鳴が起こりやすく、デフレクターのセプタム電極の上下に衝突してビームロスすることが明らかになった。ビーム強度を上げる際にバンチの位相幅も増加すると、共鳴が原因のビームロスも増える。これを避けるための磁場の作成などの方法について報告する。 * V. L. Smirnov, Physics of Particles and Nuclei 46 pp. 940-955 (2015) ** OPERA-3D, Cobham plc http://www.cobham.com/, 第13回日本加速器学会年会}, title = {サイクロトロンNIRS-930における共鳴によるビームロスを避けるためのシミュレーション研究}, year = {2016} }