@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071908, author = {矢島, 千秋 and 長谷川, 慎 and 金, 敏植 and 青野, 辰雄 and 矢島 千秋 and 長谷川 慎 and 金 敏植 and 青野 辰雄}, month = {Mar}, note = {東電福島第一原発事故により放射能汚染が引き起こされた地域の住民は、高められた放射線量環境において生活を送っている。福島住民が将来にわたって受ける被ばく線量の評価は重要であることから、福島住民が生活の中で受ける被ばく線量の推定手法に関する研究を開始した。個人の外部被ばく線量を空間線量率と生活パターンをもとに推計する場合、個人の被ばく実態をどの程度まで考慮できるかは十分に明らかにはなっていない。そこで、2015年3月に福島県内生活者2人を対象に現地線量測定を実施し、個人線量、空間線量率、生活パターン、推計値の関係に関する基礎データを収集した。測定対象者には電子式個人線量計2種類の着用と行動記録の作成を依頼した。一方で自宅、職場等の空間線量率測定を行った。その結果、個人線量計測定値と空間線量率測定値の時間変化は概ね一致した。また、推計値に個人実態を反映させるためには、生活場所の空間線量率のモニタリングデータが必要であると判った。内部被ばくに関しては、食品からの放射能摂取について人々の関心が高い。そこで、食事からの放射能摂取量を推計し、個人の内部被ばくを履歴管理するためのウェブアプリケーション・ツールの開発を行っている。本ツールは、元々はチェルノブイリ原発事故後に内部被ばくアセスメントのために欧州で用いられたツールをベースに日本の状況に適応するように改良されたツールである。本ツールの実用化に向けて、今後も検証と試験を進めて行く予定である。, 第2回IER成果報告会}, title = {福島住民が生活の中で受ける被ばく線量の推定手法に関する研究}, year = {2016} }