@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071819, author = {石田, 有香 and 大町, 康 and 東海林, 裕 and 平岡, 武 and 濱野, 毅 and 伏木, 信次 and 荻生, 俊昭 and 石田 有香 and 大町 康 and 東海林 裕 and 平岡 武 and 濱野 毅 and 伏木 信次 and 荻生 俊昭}, month = {Nov}, note = {ヒトにおいて、発生過程での被ばくによる神経細胞の増殖や移動の障害が小頭症や精神遅滞を引き起こすと考えられている。マウスではγ線の胎生期照射により大脳皮質の細胞数の減少や神経細胞の移動障害などの影響が生じることが報告されている。しかし、 生体影響が大きいとされる中性子線については、胎児、特に脳神経細胞への影響に関して、高い関心が持たれているにも関わらず解析的研究はほとんどされていないのが現状である。  そこで我々は低線量中性子線による胎児脳への影響の解析を進めている。前回我々は、放射線照射24時間後のマウス胎児の大脳皮質神経細胞アポトーシスを指標とした生物学的効果比(RBE)の解析を行い、RBE≒6という結果を報告した。今回、アポトーシスの出現時期とその推移を検討するため、照射後の胎児大脳皮質を経時的に解析した。 アポトーシスの検出にはTUNEL染色を(<実験 1>TUNEL染色によるアポトーシス発生率の経時的変化)、アポトーシスの関連遺伝子であるPCNA、p53およびp21の検出には免疫組織化学染色を用いて検討を行った(<実験 2>免疫組織化学染色によるアポトーシス関連タンパクの発現)。  その結果、TUNEL染色での定量的解析では、アポトーシス細胞は照射4時間後から12時間後で増加し、12時間後では24時間後より高率であった。PCNAの発現は未照射群、照射群ともにすべての時間で同程度に認められた。また、p53とp21の発現順序および発現までに要する時間については放射線の特異性は見られなかった。放射線障害によりアポトーシスが生じる際の、p53の発現に続くp21の発現は中性子線でも同様であることが示された。, 日本放射線影響学会第47回大会}, title = {マウス胎児における速中性子線により誘発される脳神経細胞アポトーシスの経時的変化}, year = {2004} }