@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071723, author = {水野, 美麗 and 小森, 公陽 and 根本, 徳子 and 大石, 菜摘 and 中西, 郁夫 and 松本, 謙一郎 and 福原, 潔 and 中西 郁夫 and 松本 謙一郎}, month = {Jun}, note = {【目的】近年、我が国では生活習慣病の罹患者数増加が問題となっており、大半は動脈硬化が発症している。動脈硬化の発症要因の1つに酸化LDLが挙げられ、血管内皮細胞の酸化LDL受容体(LOX-1)に結合することで機能的変化を引き起こすことが報告されている。カテキンが重合したプロアントシアニジンは、LOX-1への酸化LDLの結合を阻害し、重合度が高くなるほどその作用は強力である。我々は脳血管系疾患の予防薬の開発を目的として、重合度が低く血液脳関門への透過性が高いプロアントシアニジン誘導体を設計した。 【方法】酸化LDLはLOX-1のレクチン様ドメインに結合する。我々が開発したカテキンの立体構造を平面固定化した誘導体は強力なグルコシダーゼ阻害作用を示すことから、LOX-1のレクチン様ドメインに対する強い結合親和性が期待される。カテキンの二量体であるプロアントシアニジンの構造をもとに、一方の立体構造を平面に固定化することでLOX-1結合阻害活性を増強できると考え、本化合物の合成に着手した。 【結果・考察】カテキンの水酸基を保護し脱離基を導入した誘導体と、立体構造を平面に固定化した誘導体をルイス酸で縮合させ目的化合物を合成した。今後は本合成ルートを用いて、様々なアルキル側鎖を有するカテキン-平面型カテキン誘導体を合成する。得れれた化合物については、LOX-1への酸化LDLの結合阻害作用を解析し、本化合物の動脈硬化予防作用を明らかにする。, 第68回日本酸化ストレス学会学術集会}, title = {LOX-1結合阻害作用を有するプロアントシアニジン誘導体の開発}, year = {2015} }