@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071694, author = {鬼頭, 靖司 and 和田, 彩子 and 伊林, 恵美 and 伊藤, 正人 and 林, 真美 and 亀田, かがり and 石田, 有香 and 舘野, 真太郎 and 塚本, 智史 and 小久保, 年章 and Kito, Seiji and Wada, Ayako and Ibayashi, Megumi and Ito, Masato and Hayashi, Mami and Kameda, Kagari and Ishida, Yuka and Tateno, Shintarou and Tsukamoto, Satoshi and Kokubo, Toshiaki}, month = {May}, note = {放射線医学総合研究所の最大CV施設である実験動物研究棟において、2013年10月にマウス肝炎ウィルス汚染事故が発覚し、施設の清浄化及び汚染対策を行ったことを日本実験動物科学技術さっぽろ2014にて報告した。今回、汚染対策の一環として行ったマウス個体の微生物クリーニングについて報告する。本施設の利用規模が限られることから体外受精により受精卵を作成、あるいは精子を一時的に凍結保存した。また、SPF動物生産実験棟内の発生工学区域内に陰圧型バイオバブルクリーンルームを設置し、既存のカプセルユニットとの併用により微生物クリーニングを行える大規模な設備を整えた。これにより、一度に10系統程度のマウスを各系統10匹以上供給可能なシステムを構築でき、依頼に応じて胚移植-帝王切開法により微生物クリーニングを行った。 初期対応として、体外受精胚では49件7500個を、精子では12件245ストローを作成し一時的に保存した。その後、施設の再稼働の時期に併せて、平成26年12月現在までに42系統の凍結胚約2200個の胚を移植し、約1140匹の生存胎仔を帝王切開により採取、里親哺育後約900匹のマウスを離乳し、遺伝子型検定、衛生検査の後に634匹のマウスを研究者に提供した。また8系統の凍結精子より約340個の受精卵を作成後移植し、約170匹の生存胎仔を帝王切開により採取、里親哺育後約122匹のマウスを離乳し、遺伝子型検定、衛生検査の後に48匹のマウスを研究者に提供した。今回の汚染事故を受けて行った発生工学的手法および帝王切開術を用いた微生物クリーニングでは、1系統の生存精子が見られなかった雄個体を除き、いずれの系統においても凍結胚およびマウス個体が採取できた。また、微生物クリーニングした全系統にてMHV感染は見られず、SPF化マウスとして供給した。, 第62回日本実験動物学会総会}, title = {MHV肝炎ウィルス汚染個体の大規模微生物クリーニングによるマウスのSPF化}, year = {2015} }