@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071603, author = {大町, 康 and 今村, 朋美 and 池田, 瑞代 and 伊藤, 強 and 宍倉, 恵理子 and 金, ウンジュ and 栗原, 治 and 杉浦, 紳之 and 大町 康 and 今村 朋美 and 池田 瑞代 and 伊藤 強 and 宍倉 恵理子 and 金 ウンジュ and 栗原 治 and 杉浦 紳之}, month = {Jun}, note = {【背景】ウラン(U)は体内摂取されると腎臓尿細管上皮細胞に沈着し、腎障害の原因となるが、Uの腎臓への取込み機構についてはほとんどわかっていない。Uと塩化第二水銀をラットに同時投与するとUと水銀の腎沈着量がいずれも減少すること、塩化第二水銀の腎臓取込み機構にOAT1が関与するという報告から、Uについても同じ取込み機構が使われている可能性を考え、今回プロベネシド(PBN)のU腎障害への修飾効果について検討した。【方法】8週齢雄性C57BL/6マウスに硝酸U(0.6mg/kg)を単回筋肉内投与し、プロベネシド(200mg/kg)は1日3回3日間腹腔内投与し、継時的に解剖し、臨床生化学、病理組織、血漿・尿・腎臓中のU濃度について解析した。【結果】ウラン単独群(U群)では3日後にタンパクと糖の尿中排泄が増加したが、PBN投与でいずれも有意に抑制された。組織学的にもUによる近位尿細管の変性・壊死はPBN投与で明らかに軽減された。腎臓中ウラン濃度は6時間以降、PBN投与でU群より低かったが、1日後の尿中ウラン濃度は有意な差がなかった。【考察】今回の結果から、PBN投与によりUの腎臓への沈着が抑制された結果腎障害が軽減されたと考えられ、そしてそのメカニズムとして、PBNが関与するトランスポーターがUの腎臓への取り込みに深く関与している可能性が考えられた。今後PBN投与により血漿や他臓器におけるU動態を詳しく解析するとともに、PBNにより阻害されるOATやURATのUの尿細管上皮細胞への取り込みへの関与についての検討が必要であると考えられた。, 第40回日本毒性学会学術年会}, title = {プロベネシドはウラン腎沈着を抑制することによりウランの急性腎障害を軽減する}, year = {2013} }