@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071578, author = {今村, 朋美 and 大町, 康 and 池田, 瑞代 and 宍倉, 恵理子 and 金, ウンジュ and 栗, 原治 and 今村 朋美 and 大町 康 and 池田 瑞代 and 宍倉 恵理子 and 金 ウンジュ and 栗原 治}, month = {Jan}, note = {【目的】ウランは体内に入ると腎臓に沈着し、その化学(重金属)毒性から腎障害を誘発する。重金属をはじめとする様々な腎毒性物質の曝露に応じて、Kim-1が近位尿細管上皮細胞で顕著に発現誘導されることが知られている。我々はこれまでにウラン誘発ラット腎障害モデルにおいてKim-1が鋭敏なバイオマーカーとなりうることを報告したが、今回はマウス腎障害モデルにおいてその発現について基礎的な検討を行ったので報告する。【材料と方法】8週齢、雄、C57BL/6マウスに硝酸ウラン2mg/kgを筋肉内投与し、1日後と3日後に24時間尿の回収および解剖を行った。24時間尿について生化学的検査を、さらに腎組織についてはKim1の発現解析を定量PCR法で、局在性について凍結切片を用いた免疫染色法で解析した。 【結果】3日後のウラン投与群で、尿中総蛋白、尿中グルコース、尿中アルブミンおよび尿中Kim-1タンパク質の有意な増加を確認した。さらに腎臓におけるKim-1 mRNA発現量の有意な増加と、免疫染色では髄質外帯外層の腎尿細管上皮細胞にKim-1陽性所見を確認した。【結論】マウスのウラン誘発腎障害においても、ラットと同様に、近位尿細管上皮細胞でKim1の発現が誘導されることが示唆された。今後は、Kim-1発現の病理発生における意義について詳細に検討するる予定である。, 第31回 日本毒性病理学会総会及び学術集会}, title = {ウラン誘発マウス腎毒性におけるKidney injury molecule-1(Kim1)発現に関する基礎検討}, year = {2015} }