@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071576, author = {今井, 耕平 and 松本, 謙一郎 and 小澤, 俊彦 and 福原, 潔 and 中西, 郁夫 and 今井 耕平 and 松本 謙一郎 and 小澤 俊彦 and 中西 郁夫}, month = {Jan}, note = {2,2-Diphenyl-1-picrylhydrazyl (DPPH)ラジカルは、活性酸素種のモデルとして抗酸化物質の活性評価に頻用されている。しかし、DPPHラジカルは水に不溶なため、水溶液中での活性評価には、エタノールなどの有機溶媒との混合溶媒を用いる必要がある。我々は最近、β-シクロデキストリンを用いてDPPHラジカルを水溶化することに成功した。そこで本研究では、水溶液中で、水溶性ビタミンE誘導体であるTroloxとDPPHラジカルとの反応について検討した。 β-シクロデキストリンとDPPHラジカルに水を加え、超音波洗浄器で超音波を30分間照射した。得られた懸濁液を室温に戻した後、ろ過することにより、527 nmに特徴的な吸収を持つDPPHラジカルの水溶液を得た。この溶液にTroloxを加えると、527 nmの吸収が減少し、DPPHラジカルは効率良く消去された。Troloxの代わりにアスコルビン酸を用いた場合にも、DPPHラジカルは効率良く消去された。以上の結果から、β-シクロデキストリンを用いて水溶化したDPPHラジカルは、水溶性抗酸化物質の活性評価に非常に有用であることが分かった。本研究では、ストップトフロー法による速度論的活性評価やpHの影響についても検討したので併せて報告する。, 第26回ビタミンE研究会}, title = {シクロデキストリンで水溶化したDPPHラジカルとビタミンE誘導体との反応}, year = {2015} }