@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071558, author = {関, 千江 and 小野, 麻衣子 and 季, 斌 and 徳永, 正希 and 丸山, 将浩 and 前田, 純 and 須原, 哲也 and 樋口, 真人 and 伊藤, 浩 and Seki, Chie and Ono, Maiko and Ji, Bin and Tokunaga, Masaki and Maruyama, Masahiro and Maeda, Jun and Suhara, Tetsuya and Higuchi, Makoto and Ito, Hiroshi}, month = {Nov}, note = {【目的】[11C]PIBはアミロイドβ(Aβ)病変を可視化するポジトロン断層撮影(PET)薬剤であるが、いかなるタイプのAβ病変に強く結合するかの詳細は不明である。本研究では、複数系統のアミロイド前駆体蛋白遺伝子改変(APP Tg)マウスのPET所見と脳切片解析データを比較し、各種Aβ病変 への[11C]PIBの結合強度の相違とその要因を調べる。 【方法】複数系統のAPP Tgマウスに[11C]PIBを投与し、ポジトロン断層撮影(PET)を実施した。次いでこれらのマウスの脳切片を用いて、[11C]PIBのオートラジオグラフィー(ARG)を行った。ARGでは脳実質Aβ斑やアミロイドアンギオパチー(CAA)への [11C]PIBの結合強度を、Thioflavin-S(Thio-S)による 阻害の受けにくさを指標として評価した。さらに隣接切片を用いてAβのN末端が未修飾のAβN1D(N1D)とN末端が切断・修飾されたAβN3pE (N3pE)の抗体染色を行いこれらAβ亜種の含有量と [11C]PIB結合強度との関連を調べた。 【結果】N1DとN3pEが共に陽性となるAβ斑やCAAを持つAPP Tgマウス系統では、PETで[11C]PIBの集積が多く、ARGで[11C]PIBの結合はThio-Sによる阻害を受けにくかった。N1D陽性・N3pE陰性となるCAAが病変の主体であるAPP Tgマウス系統では、PETで[11C]PIBの集積が少なく、ARGで[11C]PIBの結合はThio-Sによる阻害を受けやすかった。 【考察】[11C]PIBの親和性がAβのN末端構造に影響され、N3pEの凝集体に強く結合することが示唆された。, 第33回日本認知症学会学術集会にてポスター発表を行う。}, title = {モデルマウスの画像病理相関解析による [11C]PIBの主要標的病変の同定}, year = {2014} }