@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071553, author = {藤澤, 寛 and 藤森, 亮 and 岡安, 隆一 and 上坂, 充 and 矢島, 浩彦 and 藤澤 寛 and 藤森 亮 and 岡安 隆一 and 上坂 充 and 矢島 浩彦}, month = {Nov}, note = {相同組換え (HR)はDNA二本鎖切断 (DSB) に対する主要な修復経路の一つである。HRの初期過程はDNA末端の5’ 鎖側を削り込む反応であり、DNA end resectionと呼ばれる。露出した一本鎖DNA領域が姉妹染色分体に侵入し、組換えに進行する。resection はCtIPとともに作用するMre11ヌクレアーゼによって始動すると考えられている。私たちはDSB部位におけるCtIPの興味深い挙動を明らかにしており、その結果について報告する。放射線照射後の早期には、CtIPはDSB部位に局在してフォーカスを形成し、ATM依存的な高度リン酸化を受けている。一方、時間が経過してresectionが進んでいる時期になってもCtIPはフォーカス形成を続け、低レベルのリン酸化状態にあった。このリン酸化はATMとATRによるものと考えられる。シクロヘキシミドを用いたタンパク合成阻害実験により、DNA損傷依存的にCtIPの分解が進みDSB部位でターンオーバーしていることが明らかになった。以上の結果は、resectionの始動時だけでなく進展した後にもCtIPがDSBにリクルートされてリン酸化制御を受けていることを示している。私たちは、CtIPがHR過程においてresectionの始動に加えて別の機能も持っているものと考え解析を進めている。, 第37回 日本分子生物学会年会}, title = {DNA二本鎖切断部位においてCtIP はend resection 始動後に興味深い挙動を示す}, year = {2014} }