@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071528, author = {新井, 和孝 and 城, 潤一郎 and 青木, 伊知男 and 佐賀, 恒夫 and 新井 和孝 and 城 潤一郎 and 青木 伊知男 and 佐賀 恒夫}, month = {Mar}, note = {【緒言】当研究室では生体用磁気共鳴イメージング(MRI)の研究を各種展開している1。今回の研究の目的はMRIに適用可能な新しいナノ粒子を創製することである。MRI造影剤のマンガン化合物の水溶性を利用したナノ粒子(w/o/w型ナノカプセル)を設計、調製法を検討した。このナノカプセルは、粒子最深部にマンガン化合物水溶液、中間層にPLGA、および表面にPEG脂質を有する。【実験】ナノカプセルは文献2の実験項を参考にして調製したダブルエマルジョン型である。各材料を機能毎に置き換え工程も大幅に省略し作成した(スキーム1参照)。2回のエマルジョンは超音波処理で生成させた。この2段階では、混合する両溶液の濃度、量比、処理温度時間を変化させた。また、水希釈段階については、分散剤としてPEG化合物やエチルアルコールを試し、その全体量、分散剤添加量、処理温度時間などを変化させ、併せてその際の撹拌速度および低沸点成分除去速度も変えた。物性は動的光散乱法(DLS)、水晶振動子マイクロバランス(QCM)、MRI等を用いて評価した。【結果】エマルジョン生成段階のポイントは、滴になる側の溶液量を可能な限り最小にすることであった。2段階あるので特に第1段階は極微量で始めることが望ましいが、他方で、高濃度のマンガンイオン内包が造影には必要であり、その兼ね合いが重要であった。最終的に100 nmレベルのナノカプセルを安定して得ることに成功した。下に、得られた粒子の透過型電子顕微鏡(TEM)写真を示す。内水層を有するw/o/w型ナノ粒子が確認できた。粒子サイズの調整自由度、生体用MRIへの利用状況についても報告する。 講演番号 2PB-136, 日本化学会第93春季年会(2013)}, title = {分子イメージング用の新規ダブルエマルジョン型ナノ粒子の構築}, year = {2013} }