@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071520, author = {中島, 徹夫 and Guillaume, Vares and 王, 冰 and 根井, 充 and 中島 徹夫 and Guillaume Vares and 王 冰 and 根井 充}, month = {Oct}, note = {ヒトを取り巻く様々な生活習慣が疾病発症に影響を与えている。放射線影響においてもその修飾要因として生活習慣因子が働いてリスク修飾要因となることが考えられる。日本において飲酒の習慣として日本酒を飲むことは多い。また日本酒の飲酒習慣は過剰に摂取した場合の有害さがある一方、その効用も注目されているものでもある。特に一過的なものでなく継続的な飲酒習慣が、放射線のような他のリスク要因にどのように関わるかは知られていない。本研究では日本酒の飲酒習慣の放射線影響における修飾効果を評価することを目的とし、特にアルコールの代謝で重要な肝臓における影響評価を行った。 (方法)日本酒については15%アルコール含有市販純米酒を用いた。マウスに日本酒を4週間継続的に摂取させ(毎日23 g体重当り0.2ml, 0.6mlを経口投与)、最後の週に放射線分割照射(0.75Gy/日×4日)を行い、最後の照射の1日後に解剖を行った。肝臓を採取し、それを用いたCE-TOFMS(キャピラリー電気泳動―飛行時間型質量分析計)のカチオンモード、アニオンモードによる解析を行った。結果については主成分解析を行い、影響のある候補分子を抽出した。 (結果)肝臓におけるメタボローム解析としてMS分析結果の主成分解析を行った結果、日本酒の継続的摂取や、照射されたマウスにおいて各々単独処理では認められない顕著な変化が抗酸化系やエネルギー代謝系の代謝物質に見いだされた。一方で日本酒や放射線単独で生じた変化が併用により消失する代謝物質も幾つか認められた。日本酒のようなアルコール飲料はアルコールだけでは見られない特有の効用も報告されている。現在アルコール成分単独の摂取時との違いについて解析を行っておりそのデータと合わせて日本酒の修飾効果について発表、議論する。, 日本放射線影響学会第57回大会}, title = {日本酒の継続的摂取が放射線影響に与える修飾効果について}, year = {2014} }