@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071515, author = {中村, 美月 and 柴田, さやか and 尾澤, 芳和 and 上野, 恵美 and 松本, 謙一郎 and 山田, 健一 and 鎌田, 正 and 青木, 伊知男 and 中村 美月 and 柴田 さやか and 尾澤 芳和 and 上野 恵美 and 松本 謙一郎 and 鎌田 正 and 青木 伊知男}, month = {Oct}, note = {診断と治療を組み合わせて、ここの病気の状態を把握しながら治療を最適化するセラノスティクスが注目を集めている。放射線治療において、効率的な治療と正常組織保護の支店での個別化医療のために、このセラノスティクスの導入が重要となる。我々は組織毎に有効な線量を与えるとともに放射線防護剤あるいは増感剤についてX線、炭素線照射後のレドックス状態の経時変化を解析した。今回はマウスの脳について実験を行った。 8週齡のメスのC3Hマウス頭部に放射線を照射した。X線は8 Gy照射、炭素線はブラッグピークが皮質に当たるように16 Gy照射した。照射の1、2、4、8日後に7 T水平型MRIにてT1強調Gradient echo法による連続撮影を行いながら、ニトロキシル造影剤を尾静脈投与し、その信号強度を解析した(レドックスイメージング法)。また、8週齡マウスの非照射群も撮像した。造影剤にはBBBを通過して脳内に移行可能なMC-PROXYLを使用した。 放射線照射群、非照射群ともにMC-PROXYLを投与した直後から脳内のほぼ全域でT1強調画像法における信号の増強が認められ、その信号の減衰曲線は二相性を示した。初期減衰速度(k)は皮質と延髄に比べ脳室は少し遅く、非照射群のほうが照射群に比べて若干速かった。kは照射1日後に比べ照射2日後に脳の全域で速くなった。放射線照射群、非照射群のT1強調画像における信号の減衰速度に違いがあることから、脳内のレドックス状態に何らかの変化が起こったことが示唆された。今後、照射後の経過時間とレドックス状態変化の詳細な関係をX線、炭素線照射群のそれぞれについて明らかにする予定である。, 日本放射線影響学会第57回大会}, title = {放射線照射後に生じる組織レドックス状態の経時変化}, year = {2014} }