@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071514, author = {小野田貴祥 and 森田明典 and 浅沼哲雄 and 有安真也 and 澤晶子 and 王, 冰 and 田中, 薫 and 根井, 充 and 青木伸 and 王 冰 and 田中 薫 and 根井 充}, month = {Oct}, note = {我々は、これまでの研究において、キレート活性が低く細胞毒性の少ないp53阻害剤として見出された8-キノリノール誘導体AS-2に着目し、その作用機構の解明と放射線防護効果の活性評価を進めてきた。その結果、AS-2の放射線防護効果は転写非依存的ではあるが、既知のp53の転写非依存性経路に作用しているのではなく、核外の何らかのp53作用を阻害しているものと考えられた。また、AS-2は骨髄死相当線量である8 GyのX線全身照射からはマウスを防護したが,、より強い9 GyのX線を全身照射したマウスでは防護効果は認められなかった。そこで本研究では、AS-2の防護効果を上回る放射線防護剤の開発を目指し、8-キノリノールを基本骨格とし、毒性低減に有効と思われる官能基を導入した8種の新規防護剤候補化合物の活性評価を行った。細胞死抑制効果および細胞毒性の解析方法として、放射線高感受性のヒトT細胞白血病細胞株MOLT-4を用い、それぞれの化合物の添加1時間後に10 GyのX線を照射、20時間後にアネキシンV-FITC染色法により細胞のアポトーシス頻度をフローサイトメーターで測定した。その結果、8種類の新規化合物のうち3種の化合物がAS-2よりも特に高いアポトーシス抑制効果を示した。また、化合物単独の細胞毒性については、8種類の化合物のほとんどが細胞毒性をほとんど示さなかった。現在、この3種の化合物について作用機構の解析を進めているところであり、これら3種の化合物のアポトーシス抑制効果がAS-2と共通のメカニズムによるのかどうかについても検討する予定である。, 日本放射線影響学会第57回大会}, title = {新規放射線防護剤候補化合物の活性評価}, year = {2014} }