@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071512, author = {田中, 薫 and 王, 冰 and 二宮, 康晴 and 丸山, 耕一 and Guillaume, Vares and 藤田, 和子 and 笠井, 清美 and 根井, 充 and 田中 薫 and 王 冰 and 二宮 康晴 and 丸山 耕一 and Guillaume Vares and 藤田 和子 and 笠井 清美 and 根井 充}, month = {Oct}, note = {放射線誘発適応応答(AR)とは、あらかじめ低線量の放射線を照射しておくと、その後の高線量での照射に対して、抵抗性を誘導するという現象である。一連の研究の中で、我々は、胎児と成体マウスにおいて、低LET放射線である X線と、高LET放射線である重粒子線の両方を使い、ARが誘導されるかどうかを調べてきた。その結果、「粒子線による、または粒子線に対する適応応答の誘導は、放射線の線質、即ち、LETもしくは粒子線の種類のうちどちらか一方あるいはその両方に依存している」という結論を得ている。今回我々は、成体マウスの系を用い、重粒子線の照射によって誘導された適応応答のメカニズムの解明に取り組みたいと考えた。手はじめとして、適応応答条件下における内因性脾コロニー数(造血幹細胞数の指標の一つ)の変化について検討した。これまで、X線前照射によって誘導される成体マウスの適応応答において、X線本照射に対する抵抗性が誘導される際にその数が増加することが示されている。今回、炭素イオン線本照射に対する抵抗性が誘導される場合について検討したので、その結果を報告する。重粒子線は、HIMACによって発生させたmono beamの炭素イオン線で、LET値は約15keV/マイクロメートルのものを使った。使用したマウスは、C57BL/6J雌で、前照射は6週齢、本照射は8週齢で行なった。その結果、今までのところ、コロニー数の増加の割合は、照射をX線のみで行なった場合よりも少ないように思われた。また、適応応答が見られなかった前照射をX線で行ない、本照射を鉄イオン線で行なった場合についても現在検討中である。, 日本放射線影響学会第57回大会}, title = {重粒子線誘発マウス適応応答の機構研究(予備的研究)}, year = {2014} }