@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071485, author = {中尾, 政夫 and 北條, 悟 and 片桐, 健 and 杉浦, 彰則 and 野田, 章 and 後藤, 彰 and Smirnov Victor and Vorozhtsov, Sergey and 中尾 政夫 and 北條 悟 and 片桐 健 and 杉浦 彰則 and 野田 章}, month = {Aug}, note = {放射線医学総合研究所のAVFサイクロトロン、NIRS-930 (K=110) において、ビームの挙動を理解し、最適なパラメータを調査してビームの強度や品質を向上するためにビームのシミュレーションを行っている。シミュレーションにはサイクロトロン内の3次元電場・磁場分布を利用し、多数の粒子の空間電荷効果をPIC法を用いて計算できるコードSNOPを用いた。現在は主に18MeVの陽子、ハーモニクス2のシミュレーションを行っている。その結果、以下のようなことが分かった。加速位相を理想値に近い状態でビームを加速できるような等時性磁場を作成するために必要なトリムコイルの電流値を探索し、その値を用いて実際のサイクロトロンを運転し位相プローブを用いて位相測定したところ、双方のビーム位相の変化が似た傾向になることを確認した。また、シミュレーション上でビームの入射タイミングが早いものはデフレクターで、遅いものは中心領域で失われていることが分かったが、実際にバンチャーの位相を変化させて測定しこの傾向があることを確認した。空間電荷効果を考慮に入れた多数の粒子のシミュレーションでは、サイクロトロンに入射するビーム電流値を増加させたときのサイクロトロンの各所でのビームロス割合を算出し、ビーム強度を向上させるための課題を探した。これらの結果について報告する。, 第11回日本加速器学会年会}, title = {NIRS-930におけるビームのシミュレーション}, year = {2014} }