@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071476, author = {崔, 星 and 唐澤, 久美子 and 堀本, 義哉 and 白井, 敏之 and 崔 星 and 唐澤 久美子 and 堀本 義哉 and 白井 敏之}, month = {Jul}, note = {【目的】のTriple Negative 乳癌(TNBC)は原発性乳癌の約15%を占めるが、他のサブタイプに比べ予後不良である。本研究では、炭素線単独或はCisplatinとの併用による放射線抵抗性や薬剤耐性と強く関与している癌幹細胞への影響を調べる。 【方法】超高速セルソーターを用いてTNBC細胞MDA-MB231より癌幹細胞を同定・分離し、炭素線単独或はCisplatinとの併用によるこれら癌幹細胞に対するコロニーやspheroid形成能、細胞死関連遺伝子発現変化及びDNA損傷の違いをX線照射のものと比較検討した。 【結果】MDA-MB231細胞においてCD44+/CD24-、ESA+/CD24-細胞集団はコロニーやspheroid形成能、腫瘍形成能が高いことから癌幹細胞性質を有することが認められた。X線単独或はCisplatinとの併用処置は炭素線単独或はCisplatinとの併用に比べこれら癌幹細胞集団の割合をより増加させた。RT PCR Array解析では、炭素線とCisplatinとの併用はX線照射のものに比べ、 apoptosisやautophagy関連遺伝子Cytochrome c、LC3、ATG7などの発現をより増強させた。また、炭素線単独或はCisplatinとの併用はX線照射のものに比べ、コロニーやspheroid形成能を顕著に抑制し、処置24h後のγH2AX foci残存がより多いことが認められた。 【結論】以上より、炭素線とCisplatinとの併用は炭素線単独或はX線とCisplatinとの併用に比べより強くapoptosisやautophagyを誘導し、複雑な修復しにくいDNA損傷を与え、TNBC癌幹細胞をより有効に殺傷することが示唆された。, 第22回日本乳癌学会総会}, title = {重粒子単独或はCisplatinとの併用によるTriple Negative乳癌幹細胞に対する細胞生存及びDNA損傷}, year = {2014} }