@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071380, author = {石田, 里穂 and 西迫, 宗大 and 山内, 正剛 and 石田 里穂 and 山内 正剛}, month = {Nov}, note = {東日本大震災に起因する福島第一原発からの放射線漏れによる自然環境への影響に関心が高まっている。放射線や化学物質のような環境変異原による生物影響を調べる目的には、メダカ(Oryzias latipes)を環境標準生物として用いる影響研究が行われてきた。しかしながら、自然環境の変化によりメダカはその生息数が激減しており、新たな環境標準生物の探索が求められている。 われわれは、自然環境中より採取可能なコイ(Cyprinus carpio)よりヒレを採取し、哺乳類動物細胞と同様の培養条件下での初代細胞培養を試み、これに成功したので報告する。これまで、魚類細胞の細胞培養には、炭酸ガス培養装置を用いずに25℃から27℃の低温環境で培養する手法が用いられることが多かったが、ヒトやマウスをはじめとする哺乳類動物細胞と同等の35℃で培養することが可能になったことにより、これまでに得られてきた放射性汚染物質等の環境変異原による健康影響リスク評価データとの比較検討が可能になったといえる。 現在、哺乳類細胞を使ったリスク評価において用いられてきたいわゆるコロニーアッセイ法をコイ細胞にも適用できるか検討中であり、本実験結果についてもあわせて報告する予定である。, 日本環境変異原学会 第42回大会}, title = {新たな環境標準生物としてのコイ細胞の培養条件の検討}, year = {2013} }