@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071298, author = {小西, 輝昭 and 小林, 亜利紗 and 前田, 武 and 及川, 将一 and 内堀, 幸夫 and 白川, 芳幸 and 小西 輝昭 and 小林 亜利紗 and 前田 武 and 及川 将一 and 内堀 幸夫 and 白川 芳幸}, month = {Oct}, note = {マイクロビーム照射法を用いて培養細胞の狙い撃ちをし、細胞レベルでの低線量放射線に対する細胞周期停止に必要な陽子線によるエネルギー付与を決定することにより“低線量”放射線の生物効果の物理的線量を定義することを最終的な目的としている。本研究では、低線量放射線に対する細胞応答として、細胞周期停止に着目した。しかし、マイクロビーム照射法では、その照準精・照射量制御が高精度である反面、大量の細胞数の解析は困難であり、特に統計量を必要とする細胞周期解析は難しい。しかし、リアルタイムかつ単一細胞レベルで細胞周期が追跡可能なFUCCIシステムは、マイクロビーム照射法を応用した放射線影響研究において、有効な手段であると考える。そのため、1)ヒトHCT116細胞及びDNA二本鎖切断修復に重要なXRCC4ノックアウト細胞株であるXRCC4(-/-)株にFUCCI (Fluorescent Ubiquitination-based Cell Cycle Indicator)システムを遺伝子組み換えにより導入し、細胞周期を観察可能にした。また樹立した安定株を用いて、2)マイクロビーム細胞照射装置 SPICEによる細胞核への狙い撃ち照射を行い、a)細胞周期停止、b)DNA二本鎖切断誘発と修復に対する線量効果を取得し、それぞれの細胞応答の線量 しきい値を決定することを目的とした。ヒト培養細胞株において、リアルタイムで細胞周期を追跡可能な細胞株、また2)DNA二本鎖切断修復に重要な役割を 担うXRCC4のノックアウト株にFUCCI遺伝子の導入し、安定株の樹立に成功した。3)これらを利用して、マイクロビーム照射実験を開始し、DNA二 本鎖切断量及び細胞周期停止の線量(粒子数)依存性までの結果を得たので報告する。, 日本放射線影響学会第56回大会}, title = {マイクロビーム細胞照射によるヒトHCT116細胞を用いた低線量領域における細胞周期停止の解析}, year = {2013} }