@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071275, author = {白神, 綾奈 and 甘崎, 佳子 and 坂入, しのぶ and 臺野, 和広 and 小林, 芳郎 and 島田, 義也 and 柿沼, 志津子 and 白神 綾奈 and 甘崎 佳子 and 坂入 しのぶ and 臺野 和広 and 島田 義也 and 柿沼 志津子}, month = {Sep}, note = {宇宙での長期滞在における宇宙放射線(重粒子線)による発がんリスクを知ることは、宇宙飛行士や将来的な人の宇宙滞在の安全のために重要である。また、重粒子線は、X線やγ線では治癒の難しいがんに対しても治療効果が高いことで注目されている。しかし、子どもの宇宙滞在や重粒子線治療適用のためには、重粒子線が子どもに与える影響に関するデータの蓄積が必要である。そこで、本研究では、マウスを用いて子ども期の炭素線被ばくによる胸腺リンパ腫(TL)のゲノム変化を明らかにすることを目的とした。B6C3F1雌マウスに1週齢時または4週齢時から炭素線(290 MeV/n、SOBP、LET約60 KeV/µm)を1週間間隔で4回照射してTLを誘発し、遺伝子解析を行った。ヘテロ接合性の消失(LOH)の頻度は、1週齢照射TLでは12番染色体で最も高いのに対し(96%)、4週齢照射TLでは11番染色体で最も高く(82%)、被ばく時年齢依存性が認められた。12番染色体のLOH高頻度領域には胸腺細胞の分化に重要なBcl11b遺伝子がマップされており、1週齢照射TLでは、Bcl11b遺伝子のRNAおよびタンパク質の発現量低下や消失が高頻度に認められた。しかし、Bcl11bのゲノム欠失および突然変異解析からは、その原因となる突然変異は認められなかった。現在、アレイCGH解析を行っており、Bcl11b遺伝子とその周辺領域のゲノムコピー数の変動について報告する。, 日本宇宙生物科学会 第27回大会}, title = {子ども期の炭素線誘発マウス胸腺リンパ腫のゲノム変化}, year = {2013} }