@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071236, author = {尾松, 徳彦 and 岸本, 理和 and 神立, 進 and 立花, 泰彦 and 小畠, 隆行 and 若月, 優 and 入江, 大介 and 唐澤, 久美子 and 安藤, 裕 and 鎌田, 正 and 尾松 徳彦 and 岸本 理和 and 神立 進 and 立花 泰彦 and 小畠 隆行 and 若月 優 and 入江 大介 and 唐澤 久美子 and 安藤 裕 and 鎌田 正}, month = {Sep}, note = {【背景・目的】悪性腫瘍の増大の速度に比べると、悪性腫瘍内の血管の新生は十分ではなく、腫瘍中心部には、酸素供給が十分でない低酸素領域が生じる。低酸素状態の腫瘍は悪性度が増加し、放射線治療や化学療法に対して抵抗性であることが知られている。オキシヘモグロビンは反磁性であるが,デオキシヘモグロビンは常磁性であるという性質がある。MRIにおいて、この赤血球の酸素化の違いによって、信号強度に違いが現れるBOLDがfMRIにおいて利用されている。BOLDを利用して、前立腺癌の低酸素部位を特定することができたという報告がある。また、拡散強調画像による見かけの拡散係数(ADC)は、腫瘍の細胞密度を反映していると報告されている。子宮頸癌のT2*値を求めることにより、腫瘍の組織型の違いによる腫瘍の酸素状態の差があるかどうか、拡散強調画像で求められるADCと腫瘍の酸素状態に関連があるかどうかを検討した。 【対象・方法】対象は、2012年10月から2013年2月に重粒子線治療を受けた17名の子宮頸癌患者である。年齢:30歳〜70歳(平均50.7歳)であり、組織型:扁平上皮癌10名、腺癌7名であった。病期:扁平上皮癌がStage IIIa〜IVaであり、腺癌はIIb〜IVaであった。治療前にT2*強調画像(TE=2.46, 4.92, 7.38, 9.84, 12.3, 14.76ms)と、拡散強調画像(b=0, 1000s/mm2)を撮像し、それぞれT2*map、 ADCmapを作成した。腫瘍の全断面にROIを設定し、それぞれT2*値、ADCの中央値を測定した。組織型によるT2*値、ADCに違いがあるか、また、ADCとT2*値との関係を調べた。 【結果】扁平上皮癌のT2*値の中央値の平均は52.4ms、ADCは0.67×10-3mm2/secであり、腺癌のT2*値は57.7ms、ADCは0.69×10-3mm2/secであった。扁平上皮癌のT2*値は、腺癌よりも低い傾向が認められた。また、扁平上皮癌ADCは、非扁平上皮癌よりも有意に低かった。ADCとT2*値の相関係数は、0.37であり、傾向があると考えられた。, JSAWI2013 第14回シンポジウム}, title = {子宮頸癌のBOLD MRIを用いた腫瘍の酸素状態の検討}, year = {2013} }