@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071156, author = {松本, 謙一郎 and 犬童, 寛子 and 中西, 郁夫 and 末永, 重明 and 松井, 裕史 and 小澤, 俊彦 and 馬嶋, 秀行 and 松本 謙一郎 and 犬童 寛子 and 中西 郁夫 and 小澤 俊彦 and 馬嶋 秀行}, month = {Jun}, note = {その水を飲めば、病気を治癒すると信じられているいわゆる「奇跡の水」と呼ばれる水が世界の各地に存在している。それらの多くは湧き水であり、地中のミネラルが湧水に溶け込み抗酸化的に働くという説明もできなくはないが、それが実験的に確かめられた例は無い。最近、多量の水素を溶け込ました「水素水」と呼ばれる水に抗酸化作用があるとして巷で普及し始めているが、これについても確証に欠く部分がある。飲料水そのものの抗酸化作用は恐らく非常に弱いものと考えられ、一般的な方法ではそれを測定することが難しいと思われる。そこで、そのような弱い抗酸化能を調べるため、EPRスピントラッピング法を応用した新たな方法を開発した。本法ではDMPOが・OHをスピントラップした結果生じるDMPO-OH(ニトロキシルラジカル)の還元速度を観察する。本法を用いて市販の各種ミネラルウォーターについて抗酸化能を調べ比較した。 各種ミネラルウォーターを用いて調製した15 mM DMPO溶液にX線を32 Gy(=3.2 Gy/min×10分間)照射した。照射終了後、XバンドEPRで、試料溶液内に生じたDMPO-OHのEPR信号強度の10分間の経時変化を測定し、その減衰速度を求め比較した。いくつかの水には比較的高いDMPO-OH還元能(抗酸化作用)が見られた。各水の抗酸化作用とpHおよび硬度との相関は見られなかったが、水に含まれる微量元素の還元速度への関与が示唆された。, 第66回日本酸化ストレス学会学術集会}, title = {飲料水そのものの持つ抗酸化作用の測定}, year = {2013} }