@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071155, author = {中西, 郁夫 and 稲見, 圭子 and 野村, 昌吾 and 和氣, 司 and 大久保, 敬 and 福原, 潔 and 鎌田, 正 and 安西, 和紀 and 福住, 俊一 and 小澤, 俊彦 and 松本, 謙一郎 and 望月, 正隆 and 中西 郁夫 and 和氣 司 and 鎌田 正 and 松本 謙一郎}, month = {Jun}, note = {代表的な抗酸化物質であるビタミンC (アスコルビン酸、AscH(2))は、高濃度で静脈注射すると、優れた抗腫瘍効果を示すことが明らかとなり(Chen Q et al. Proc Natl Acad Sci USA 2008; 105:11105)、再び注目を集めている。しかし、酵素の活性中心や生体膜中などの非水環境下におけるAscH(2)のフリーラジカル消去反応については不明な点が多く残されている。本研究では、メタノール(MeOH)またはアセトニトリル(MeCN)中、AscH(2)および有機溶媒に可溶な誘導体5,6-イソプロピリデン-L-アスコルビン酸(iAscH(2))のフリーラジカル消去活性をストップトフロー法により検討した。 嫌気性条件下、MeOH中、25℃で、AscH(2)はガルビノキシル(GO)ラジカルを効率良く消去した。この反応の擬一次速度定数(k(obs))は、AscH(2)濃度の増加に伴って増大し、やがて一定値に達した。この結果は、AscH(2)によるGOラジカル消去反応が、AscH(2)とGOラジカルとの錯体形成を経由して進行していることを示唆している。実際、この反応系に過塩素酸マグネシウムを加えると、AscH(2)とマグネシウムイオンとの錯形成によりGOラジカルとの錯形成が阻害され、k(obs)値が顕著に低下した。MeCN中、iAscH(2)とGOラジカルとの反応についても同様の検討を行ったので併せて報告する。, 第66回日本酸化ストレス学会学術集会}, title = {ビタミンCおよびその誘導体の非水溶媒中におけるフリーラジカル消去反応}, year = {2013} }