@misc{oai:repo.qst.go.jp:00071078, author = {稲玉, 直子 and 平野, 祥之 and 錦戸, 文彦 and 村山, 秀雄 and 新田, 宗孝 and 山谷, 泰賀 and 稲玉 直子 and 平野 祥之 and 錦戸 文彦 and 村山 秀雄 and 新田 宗孝 and 山谷 泰賀}, month = {Mar}, note = {クリスタルキューブ(X’tal cube)は、我々がPET用として開発した放射線3次元位置(DOI)検出器である。シンチレータ結晶部が3次元分割されていて(図1)、各セグメントの識別を可能とすることで3次元検出位置を得る。シンチレータ結晶部に反射材の挿入はなく、放射線を検出したセグメントから発して広がったシンチレーション光を結晶部の全6面からMPPCで検出し、その信号のAnger計算の結果をプロットした3次元position histogramに現れる各セグメントの応答の弁別により、セグメントの識別を可能とする。開発当初、シンチレータ結晶部の3次元分割を細かな結晶素子の3次元配列により構成していたが(Array結晶部)、その後、一塊の結晶をレーザー加工で3次元分割することに成功した(Laser結晶部)。レーザー加工により、組み立てが格段に容易になるだけでなく、性能が向上することも確認した。今回、新たな試みとして、レーザー加工で2次元に分割した板状シンチレータを積み上げて結晶部を構成し(図1)、その性能を評価した。試作器は、レーザーにより9×9分割された18 mm×18 mm、厚さ2 mm(1セグメントが2 mm角の立方体)のLYSOシンチレータ9枚を重ねて(間は空気)結晶部を構成し、結晶部各表面にMPPC 4×4配列を結合した。662 keVの放射線の一様照射による性能評価の結果、729個のセグメント応答はすべて弁別可能であった(図2a))。ただ、Array結晶部とLaser結晶部の中間の構造を持つ本試作器では、それぞれの特徴が干渉することなく現れた(図2b))。板シンチレータの使用は、Laser結晶部に比べ短時間で加工できるという利点があるが、レーザー加工により改善されたはずのArray結晶部での特徴のために、分割をより細かくした時にセグメントの識別能が劣化する懸念があることが示された。, 第60回応用物理学会春季学術講演会}, title = {DOI-PET検出器クリスタルキューブの開発:レーザー加工により分割した板状シンチレータの使用の検討}, year = {2013} }