@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070948, author = {島田, 斉 and 森, 崇明 and 篠遠, 仁 and 平野, 成樹 and 古川, 彰吾 and 江口, 洋子 and 入江, 俊章 and 山田, 真希子 and 高野, 晴成 and 伊藤, 浩 and 桑原, 聡 and 須原, 哲也 and その他 and 島田 斉 and 森 崇明 and 篠遠 仁 and 平野 成樹 and 古川 彰吾 and 江口 洋子 and 入江 俊章 and 山田 真希子 and 高野 晴成 and 伊藤 浩 and 須原 哲也}, month = {Oct}, note = {【背景・目的】認知症における様々な神経精神症状は、患者のADLのみならず、患者および介護者のQOLの大きな阻害要因となる。Alzheimer病(AD)は高齢者において最も多い変性性認知症であり、脳内アミロイドβ蛋白(Aβ)の蓄積は最も特徴的な病理変化の一つであるが、Aβ蓄積と神経精神症状の関連については、未だ明らかになっていない。我々はPETを用いてAD患者のAβ蓄積を定量測定し、Aβ蓄積と様々な神経精神症状の関連について検討した。 【対象・方法】対象はAD患者29例(73.9±7.9歳, 男性13/女性15, MMSE 19.9±5.1)。本研究の実施にあたっては、放射線医学総合研究所の倫理委員会より承認を得た。また全被験者に口頭と書面による説明を行い、本人ないしは家族から研究に参加する旨の同意書を書面で頂いた。[11C]PIBを約370MBq静脈投与し、Siemens社製ECAT EXACT HR+で90分間ダイナミックスキャンした。同日にPhillips社製の1.5T Interaを用いて3D T1強調MRI画像を撮像し、MRI画像を用いたPET画像の部分容積効果補正を行った。PMODを用いて小脳皮質を参照領域としたLogan plot解析を行い、結合能(BPND)を算出してAβ蓄積の指標とした。SPM5を用いてNeuropsychiatric Inventory(NPI)の下位項目のスコアとBPNDの相関解析を行った。 【結果】NPIの各項目の中ではアパシーが最も頻度が高く(39.2%)、幻覚と多幸が最も稀な(7.1%)神経精神症状であった。NPIの下位項目の中ではアパシーのスコアが、両側上前頭回、両側眼窩前頭皮質、および左帯状回においてBPNDと有意な相関を認めた。他の神経精神症状とBPNDとの間には、有意な相関を認めなかった。 【考察】前頭前野におけるAβ蓄積はAlzheimer病患者のアパシーに関連することが明らかになった。, 第31回日本認知症学会学術集会}, title = {前頭前野Aβ蓄積はAlzheimer病患者のアパシーに関連する}, year = {2012} }