@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070928, author = {仲田, 佳広 and その他 and 仲田 佳広}, month = {Oct}, note = {【目的】  日本はCTの保有台数が世界一であり、小児についても検査数が年々増加して来た。そこで、診療の最適化に向けて小児の診断参考レベル(DRL)設定のために、CT撮影に関する実態を調査する。 【方法】 2008年から4年間分(4801件)の小児(0〜14歳) 2546人(男:1443人 女:1103人)を調査対象とした。撮影はすべてAECを用いている。 【結論】 ?我が国の小児医療におけるCT検査部位の約80%が頭部であるが、当院では頭部53%以外に、心臓15%、聴器9%が特徴的な撮影部位である。 ?1人あたりのCT検査回数は4年間で67%が1回であったが、10回以上の患者も1.2%いた。年間 平均回数は1.9回であった。 ?撮影頻度の高い疾病は、水頭症(28%)、心疾患(26%)、腫瘍・白血病(33%)である。 ?各臓器の吸収線量は0歳児は、唾液腺(頭部、胸部撮影)、乳腺(腹部撮影)、肺(腹部撮影)の被ばく線量が他の年齢に比べ相対的に高い。 ?CTDIvolについて頭部CT、胸部CT、腹部CTともにAECを使用した撮影であったが、ICRP.87の 診断参考レベル?DRL(より小さく、適正な線量での撮影である。 ?当院では医師、技師、研究者とともに撮影の多い検査の改善や撮影プロトコルの改良により さらなるCT検査の最適化を目指す。 ?今後DRL設定に向け、さらに多くの医療施設において実態調査を進めていく予定である。, 第40回 日本放射線技術学会秋期学術大会}, title = {小児専門病院CT撮影線量実態調査}, year = {2012} }